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 滋賀県近江八幡市は21日開会の市議会に、小学1年から中学3年までの医療費を無料化するための条例改正案などを提案した。市は来年4月の実施をめざしている。実現すれば、これまでの入院医療費と同様に通院時も所得制限が撤廃され、対象世帯が通院医療費を「一時負担」する必要もなくなる。

 市の小学1年から中学3年までの医療費については、入院に所得制限はないが通院には設けられている。また、医療費がかからない対象世帯であっても、医療機関にいったん支払って市に還付請求する必要があった。

 市によると、医療費の改正案で対象となる小中学生は約6千人で、かかる費用は年約1億5千万円。県内の市では、米原市と高島市が所得制限と一時負担なしの「医療費無料制度」を設けているという。

 市はこの日の市議会に、学童保育の受け皿を拡大するための関連予算(1500万円)などを盛り込んだ補正予算案や、市長給与を8月から2022年3月までの間、3割カットする条例改正案なども提案した。(阿部治樹)