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 「若い人たちが頑張ってくれるので、応援したい」――。2年前、人事抗争の末にセブン&アイ・ホールディングス会長を退任した鈴木敏文名誉顧問が、14日に東京都内で開かれたパーティーで久々の表舞台に立ち、後輩にエールを送った。

 パーティーは、子会社のセブン―イレブン・ジャパンが国内店舗数2万店を超えたことを記念して開いた。

 鈴木氏は、自らが事業の柱に育てた大手メーカーとの自主企画商品(PB)などを挙げ、「メーカーを超えてノウハウを共有し、商品開発につなげているPBは日本で他にはない」と“自賛”。コンビニを日本に導入し、本家の米国以上に成功させたカリスマだけに、「人様の手を借りることがあっても、アイデアを借りることはない。それは続けてほしい」と話した。

 25年にわたってセブン&アイの経営に携わってきた鈴木氏。2016年、セブン―イレブン・ジャパンの社長を交代させようとした人事案を、社外取締役や創業者の伊藤雅俊名誉会長に反対され、役員会での採決で強行突破を図ったが否決され、引退した。(牛尾梓