[PR]

(14日、ロシア5―0サウジアラビア サッカー・ワールドカップ)

 サウジアラビアはいいところがないまま、90分を終えた。重ねた失点は5。「想定していない結果だ。恥ずべき試合を早く忘れて次に備えたい」。ピッツィ監督も完敗を認めた。

 接戦に持ち込む計画は前半12分で早くも崩れた。CKのこぼれ球を拾われ、警戒していたクロスから失点。時間の経過とともにロシアにボールを持たされ、逆襲を食らう展開に。前半のボール支配率61%がロシアの術中にはまったことを物語っている。

 全体的に動きの量がなく、ミスが多かった。反骨心に乏しいのが明らかだ。王族の現場介入と急な監督交代はよく知られるところだが、試合後の記者会見での監督への二つめの質問が「まだ指揮を執るのか」。南米予選でチリ代表を率いていたピッツィ監督は「自分でコントロールできないことだ。努力を続ける」と静かに話した。(潮智史