[PR]

 政府は15日、第2次安倍政権が発足してから6度目となる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)と成長戦略「未来投資戦略」を閣議決定した。

 新たな財政再建計画は、基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を黒字化する目標時期をこれまでより5年遅い2025年度に設定したが、社会保障費の伸びを抑える目安の数値を明記せず、実現に向けた道筋はあいまいだ。

 さらに、19年10月の消費増税に備えた経済対策を19、20年度の当初予算に盛り込むことや、幼児教育・保育の無償化の前倒し実施など、歳出拡大につながる項目も盛り込まれた。

 一方、成長戦略としては自動運転の普及を促す環境整備やIT・人工知能(AI)の活用などを掲げた。ただ、同じような施策は従来の成長戦略にも盛り込まれており、企業の生産性向上や高い経済成長につながるかは見通せない。(森田岳穂)

こんなニュースも