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 県は15日、彦根子ども家庭相談センターの職員が児童虐待に関する資料を一時紛失したと発表した。

 センターは彦根市や長浜市など県東部を中心に5市6町を管轄している。センターによると、6月8日夕、虐待が疑われる児童宅を職員2人が回っていたところ、クリアホルダーに入れていた書類がないことに気付いたという。訪問先の近江八幡市で住民が拾っていたことが9日に判明し、職員が10日に回収したという。

 書類は5枚で、11人分の個人情報が掲載されていた。児童の名前や年齢、住所のほか虐待通報者の名前や連絡先が記されていたという。職員が車を乗り降りする際に書類を落とした可能性が高いという。

 同様のセンターは県内に3カ所あり、各センターでは今後、外部に持ち出す書類を必要最小限に限ることとし、職員が持ち出す場合は、書類が散逸しにくい専用ケースを使うなど再発防止を図る方針。(山中由睦(よしちか))