矢田萌、真野啓太
2018年6月16日05時14分
東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)が3月いっぱいで取りやめた「ニュース女子」の放送が、地方局では今も続いている。放送倫理・番組向上機構(BPO)が番組に対し「重大な放送倫理違反があった」との意見を出したことを重くみて、この春で放送を終えた地方局もある。それぞれにどんな事情があるのか。
ニュース女子は、化粧品大手ディーエイチシーの関連会社「DHCテレビジョン」が制作。MXは制作に関与せず、完成版の納品を受けて「持ち込み番組」として放送していた。番組はMXを通して放送後に地方局にも供給され、MXとは異なる曜日や時間帯で放送されてきた。
だが昨年1月、沖縄の米軍基地反対運動を特集した際に、参加者に取材することなく侮蔑的な表現を用いたことなどが問題視された。BPO放送倫理検証委員会はMXが事前チェックを適切に行わなかったとして「放送してはいけない番組を放送した」(当時の川端和治委員長)と厳しく批判。これらを契機にMXは放送終了を発表し、歩調を合わせるように11の地方局も3月で放送をやめた。
朝日新聞の取材によると、放送…
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