【動画】知らぬ間にペーパーカンパニーの代表者にされた男性=岡野翔撮影
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 タックスヘイブン(租税回避地)の一つ、カリブ海の英領アンギラ島で、日本人名義の法人がパスポートのコピーなどをもとに、本人の知らないところでつくられていた。いったい誰が、何のために――。南ドイツ新聞と国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が新たに入手したパナマ文書関連の資料から取材を進めた。

 「仮屋です。アンギラ法人を作成ください」

 代行会社を経由し、法律事務所「モサック・フォンセカ(MF)」香港事務所に届いたEメール。その日本語の文面から、「仮屋」と名乗る人物が、アンギラで法人をつくることを求めたことがわかる。こうしたメールは15年末から16年春までに複数、送られていた。

 ほかの英文資料と突き合わせると、パスポートのコピーなどをもとに、MFで法人設立の手続きが進められ、短期間で設立に至ったことがうかがえる。設立された会社の資料の署名欄には、パスポートの署名部分をコピーして貼り付けたような痕跡もある。関連書類からわかる範囲では、日本人男性4人の名義で計6社がアンギラで設立されていた。

英領アンギラ
カリブ海リーワード諸島の北端に位置する島。総面積は約91平方キロメートル、推定人口は約1万4千人。主産業は観光や製塩。政庁所在地はバレー。タックスヘイブンの一つとして知られる。

 朝日新聞はICIJと提携し、国内ではNHK、共同通信と共同取材をしている。取材により、6社は日本人向けの出会い系サイトを運営していたことが判明した。まだ運用されているとみられるもののうち1社に取材を申し込んだが、20日までに返答はない。

 取材班は、日本人4人のうち、連絡がついた3人から話を聞いた。いずれも、心当たりが無い、と口をそろえた。

 「アンギラ? (アフリカの)…

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