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岸田文雄・自民党政調会長(発言録)

 北朝鮮問題は去年までの動きと今年の動き、本当にがらっと雰囲気が変わった。金正恩(キムジョンウン)委員長は昨年まで核実験を4回行い、55発の弾道ミサイルを発射したが、今年は急にほほえみ外交、首脳外交を展開している。対話を通じて核、ミサイル、拉致といった問題が具体的に解決することを期待したいが、まだ予断は許さない。始まったばかりだということを肝に銘じなければならない。

 米朝首脳会談で非核化が明らかになったが、いつまでにどうやって非核化し、どう検証するかはまったく明らかになっていない。日本に届くミサイルだけで北朝鮮は500~600発持っている。拉致問題も見通しが立たない。やはり最後は日朝直接交渉で、日本がしっかり責任を負わなければならない。日本外交の底力がこれから試される。(鹿児島市で開かれた自民党県連大会での講演で)