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 個人の間で中古品取引が手軽にできるメルカリ。サービス開始から約5年でアプリの国内ダウンロード数は7千万、毎月約2500万点が出品されている。都道府県別利用率を調べると、トップは沖縄だった。東京や大阪などの大都市を押しのけ利用率が高いのはなぜなのか。

 利用率は、メルカリが6月初旬の都道府県別の利用者数を、総務省の都道府県別のスマホ保有率で割って算出した。沖縄に続く2位は東京、3位は福岡、4位は大阪、5位は兵庫と人口が多い都市が続いた。1位と2位の差は、1・2倍だった。

 沖縄の利用率が高い理由として、まず考えられるのは、メルカリ利用者向けの配送サービスが、通常配送よりも安いことがある。通常は発送元から配達先の距離が遠くなれば遠くなるほど、料金が高くなるため、沖縄県外に物を送る場合は宅配料が高くなりがちだ。一方でメルカリ独自の配送サービスは全国一律料金で、通常配送との差額はメルカリが負担している。宅配料の割安感が利用者を集めている一因だ。

 もう一つは、沖縄に住む人にとって中古品売買が身近なことがありそうだ。県南部の那覇空港と首里を結ぶモノレール以外には鉄道がない沖縄にとって、車は生活の足だ。それゆえに安価な中古車の需要が高く、中古車店が密集する「中古車街道」がいくつもある。人口当たりの中古品小売業者の数は全国で8番目と比較的多く、中古品への抵抗感も少ないようだ。

 約3年前からメルカリを利用す…

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