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 卵巣がん体験者の会「スマイリー」は、海外で使える抗がん剤を日本でも使えるようにしたいとの思いから発足しました。代表を務める片木(かたぎ)美穂さん(44)に、これまでの道のりや思い、課題を伺いました。

がん体験者の会を設立

 私ががんと向き合ったのは2004年からです。30歳のときに卵巣がんと診断され、卵巣の摘出手術を受けました。ちょうど、インターネットで知り合った卵巣がん患者の女性が、海外では承認されているのに国内での承認が遅れている「ドラッグラグ」という問題の解消に向けた患者会を立ち上げようとしていました。私もお手伝いをしていたのですが、その女性が急に亡くなり、私が一手に会設立を引き受けることになってしまいました。

 自分の治療はさておき、当時は卵巣がんの治療すべてを理解しているわけではありませんでした。ましてや薬事法なんでまったく知りませんでした。活動に協力してくれる医師を見つけると、メールで深夜まで質問攻めにして準備をしていました。寝る間も惜しんで毎日1、2時間のうたた寝でやり過ごす生活でした。

かたぎ・みほ
1973年大阪市生まれ。30歳で卵巣がんと診断される。2006年から卵巣がん体験者の会「スマイリー」代表。厚生労働省審議会のメンバーとして医療政策づくりにも関わってきた。

 署名も集めようとしたのですが、そもそも集めた署名をどこに持っていって良いのかわからなくて、住んでいる地元の市議会に相談に行きました。そこで市議会議員に、国会に行くよう助言されて議員会館に行ってみて、そこでまた出入りする議員に相談する。そんなことをしていましたね。

ドラッグラグ解消に注力

「ものすごい行動力ですね」と言…

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