ガザ地区で攻撃激化「戦争の瀬戸際」 国連報告書が警告
ニューヨーク=金成隆一
パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム武装勢力とイスラエル軍の攻撃の応酬が激化している問題について、国連のグテーレス事務総長は、情勢が2014年以来で最も深刻になっているとの認識を示し、「戦争の瀬戸際」に近づいていると警告した。
国連安全保障理事会に提出された報告書を朝日新聞が入手した。グテーレス氏は「イスラエル軍の実弾発射によるパレスチナ人の死者と負傷者の数に衝撃を受けた」と明記。イスラエルに、差し迫った脅威に直面した際の最後の手段である場合を除き、実弾の使用を最大限自制し、致死的な武力を使わない責任があると指摘した。
中でも、ジャーナリストや医…