アイリスオーヤマ、東京にも家電の開発拠点 大阪に続き

高橋諒子
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 生活用品大手のアイリスオーヤマ仙台市)が11月、家電製品の研究開発拠点を東京・浜松町に設ける。大阪・心斎橋に続く2カ所目になる。東芝など大手電機メーカーを退職した技術者らを採用し、家電事業の強化につなげる考えだ。

 「東京と大阪で競いながら製品を開発したい」。19日に開いた家電事業の戦略説明会で、石垣達也・統括事業部長は2カ所目の拠点のねらいを語った。東京には家電やLED照明の開発部門を置き、新たに技術者30人を採用する。家電事業のリストラを進めた東芝やソニーなどから技術者を積極的に採用するとみられる。営業や人事部門も同じビルに入り、計約250人を配置する。

 アイリスオーヤマの2018年12月期の単体売上高の目標は、前期比3割増の1800億円。その中でも家電事業は5割増の1千億円と、大きな伸びを見込む。掃除機や洗濯機、調理家電に力を入れる方針だ。

 13年に開いた大阪の拠点では、人員削減を進めたシャープを退職した技術者らを採用。IHジャー炊飯器などヒット商品も生まれた。大阪でも年内に技術者を2割増やして100人規模にする計画だ。(高橋諒子)