文・矢田萌 写真・篠田英美
2018年6月29日23時49分
久しぶりの連続ドラマ出演は「怖い」という。いま旬の人気俳優は冷静だった。
7月13日に始まる「GIVER復讐(ふくしゅう)の贈与者」(東京系ほか、金曜深夜=一部地域を除く)に主演。淡々と他人の復讐を請け負う青年を演じる。謎の少女が統率する「復讐代行業」を始めた理由は――。
原作の同名小説は文章で成り立つ表現が多く、実写での再現が難しいと感じた。その不安は台本を読み安心感に変わる。「どんでん返しもあり、単純におもしろいというか飽きない。いい意味で見やすい作品になっている」。主人公の義波は生まれつき感情が欠落した難しい役。誇張してわかりやすく見せるのではなく、実在するかのような怖い存在を「ちゃんと人として描ききりたい」という。
本格的な連ドラ出演は久しぶり。それには理由があった。3年ほど前、じっくり演技がしたいとマネジャーに直訴し、映画に軸足を置いた。今年公開される出演作は主演を含む8本。ドラマやCMの出演依頼が増えて変化を実感する。様々な役を演じ、当時思い描いたものは完成する年になりそう。連ドラ出演は「怖いっていうのは正直ある」。それでも映画での経験が力になったはずと「自分への期待と不安」を抱え、難役に挑む。
自身は人見知りで、感情を人に伝えるのが苦手だという。取材中も静かに淡々と答えていた。この日一番の大きな声は「みてほしい。絶対みてほしい」。このドラマにかける思いは大きい。
「旬」では終わらせない。全身でそう言っているかのような熱さを、確かに感じた。(文・矢田萌 写真・篠田英美)
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