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 大阪ガスは20日深夜、大阪府北部を震源とする今回の地震で都市ガスを止めた地域のうち、高槻市を中心に約2万戸の供給が21日に再開できる見通しだと発表した。21日にガス供給を再開し、各戸を回って器具などを点検する「開栓作業」を予定するのは、茨木市北春日丘4丁目や、高槻市の北園町、芥川町2丁目、登町、宮野町、竹の内町の周辺など。

 20日午後6時時点では2233戸の供給を再開したが、茨木、高槻を中心に4市で約11万戸の供給停止がまだ続いている。25日とする全面復旧の目標は変わっていない。

 地震発生から3日目となった20日は、道路に埋設されているガス管を掘り起こして壊れていないかなどを調べ、修理する作業を本格的に始めた。高槻市南庄所町の現場では、前日までに周辺のガス管内部に水が入り込んでいることが分かった。場所を特定するため、地下1・3メートルにある直径20センチのガス管を重機で掘って取り出し、胃カメラのような器具を使って内部を調べていった。水が入った場所がみつかればガス管を修理・交換する。安全が確認ができれば順次、開栓作業に移る。

 ガスの供給が止まっているのは20日午後6時時点で、茨木市で6万3356戸、高槻市で4万4418戸、摂津市で1208戸、吹田市で736戸。復旧作業には関東や九州などのガス会社の約2300人も応援に入っている。