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 7月7日に開幕する第100回全国高校野球選手権記念山梨大会(朝日新聞社、県高野連主催)の組み合わせ抽選会が、21日午後2時から甲府市青沼3丁目の市総合市民会館芸術ホールである。大会には36校35チームが参加し、4ブロックに分かれて戦う。

 春の県大会決勝を戦った山梨学院と東海大甲府はすでにブロックが決まっている。残るAシード校(駿台甲府、帝京三)やBシード校(都留、日川、甲府城西、日本航空)、そのほかの強豪校がどのブロックに入るかが注目される。

 夏の甲子園の出場回数は東海大甲府が13回で最多。甲府工の8回、山梨学院の7回と続く。最高成績は1985年、2004年、12年の東海大甲府の4強だ。

県勢甲子園初出場・甲府中の神宮寺さん

 山梨県勢で甲子園に初めて出場したのは、1935(昭和10)年の第21回大会の甲府中(現・甲府一高)。当時は県大会後に神奈川県、静岡県の代表と戦う「甲神静大会」があり、そこで優勝しなければ甲子園の土を踏むことはできなかった。

 この年は甲神静大会が山梨県であった。甲府市の会社役員、神宮寺敬さん(98)は甲府中の生徒で、県勢として甲子園初出場を決めた試合を球場で応援していた。スタンドはすさまじい熱気に包まれ、優勝した瞬間について「今までに聞いたこともないような大歓声がわき起こり、大騒ぎでした」と懐かしむ。

 同級生を応援することで勇気をもらったといい、以来、夏の大会を心待ちにしてきた。「何かに必死に取り組むことが、その後の人生の大きな力となる。夏の大会はまさにそのとき。球児のみなさんには、とにかく懸命にプレーしてほしい」とエールを送る。(市川由佳子)

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