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 厚生労働省は20日、外国人技能実習生の受け入れ企業の事業場で、違法な残業をさせるなどの労働法令違反が2017年に4226カ所で見つかったと発表した。前年より222カ所(5・5%)多く、記録がある03年以降の最多を4年連続で更新した。

 労働基準監督署などが法令違反の疑いがあるとして監督指導に入ったのは5966事業場で、このうち約7割に実際に法令違反があった。

 労使協定を超える違法な残業をさせるなど、労働時間に関する違反が1566件で最も多かった。安全基準を満たさない機械を使わせるなどの違反は1176件、深夜・休日労働の割増賃金を支払わないなどの違反は945件あった。指導をしても改善しないとして送検したのは34件で、前年より6件減った。(村上晃一)