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 21日午前1時35分ごろ、横浜市旭区若葉台4丁目の集合住宅13階の一室で、「夫と息子が誰かともめている」と住人の女性(64)から110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、寝室で女性の夫の遠藤孝治さん(61)と長男(40)が血だらけの状態で倒れており、同住宅の別の階では通報した女性が頭部から血を流してうずくまっていた。3人とも病院に搬送されたが、遠藤さんの死亡が確認された。

 神奈川県警によると、長男は意識不明の重体。女性は命に別条はないという。現場には血の付いた刃渡り約50センチの刃物が落ちていたという。女性は「知人の男に切りつけられた」と説明。県警が行方を追っていたところ、知人の男と似た男が同市金沢区のマンション敷地内で死亡しているのが見つかった。県警は男が自ら飛び降りたとみており、殺人容疑で調べている。県警には、この男との金銭トラブルに関する相談が寄せられていたという。

 現場は、東急田園都市線すずかけ台駅から南東に約1・7キロの「若葉台団地」。現場の団地の別の棟に住む男性(79)は「遠藤さんは温厚な人という印象で、ショックだ。こんな事件が起きるなんて」と話した。