カザン=堤之剛
(20日、スペイン1―0イラン サッカー・ワールドカップ)
伝統のスタイルを貫くか、流行を取り入れるか。強豪国でも、難しいテーマだ。
2010年のW杯南アフリカ大会を制したスペインは、12年欧州選手権でも連覇を果たすなど、パスサッカーで世界を席巻した。しかしそのスタイルは研究され、14年W杯ブラジル大会は1次リーグで敗退。16年の欧州選手権も16強にとどまった。
この立て直しを託されたのが、前監督のロペテギ氏だ。ロングボールやカウンターという、今の世界のサッカーの流れでもある手数の少ない攻撃を持ち込み、バリエーションを増やした。W杯ロシア大会の欧州予選は9勝1分けと圧倒的な成績を収めた。
そのロペテギ氏が、W杯本番直前に解任された。大会後にレアル・マドリードの監督に就任することを知らされていなかったスペイン協会が激怒したからだ。指揮は、強化責任者だったイエロ氏に任された。
初戦はポルトガルと引き分け。2戦目で勝ち点3を取らないと、また1次リーグ敗退が見えてくる。
そんな状況で選手たちが選んだ…
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