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 和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(77)が5月に急性覚醒剤中毒で死亡したことに関連し、県警が調べていた飼い犬の死体から覚醒剤成分が検出されなかったことが捜査関係者への取材でわかった。飼い犬は野崎さんが亡くなる18日前に死んでおり、県警が関連を調べていた。

 県警は、野崎さんの飼い犬の「イブ」が覚醒剤を摂取させられた可能性もあるとみて、自宅の庭に埋葬された犬を掘り起こして鑑定を実施。その結果、血液や臓器から覚醒剤成分は検出されなかったという。

 野崎さんは5月24日夜に自宅で急死し、血液や胃の内容物などから致死量の覚醒剤成分が検出された。腕などに注射痕はなく、口から摂取した可能性が高いとみられている。県警は、自宅と会社から約2千本のビールの空き瓶も押収して鑑定。覚醒剤摂取の経緯を調べている。

 野崎さんは資産家として知られ、女性との交際遍歴をつづった本「紀州のドン・ファン」を出版した。