[PR]

 7月にロンドンで開幕するホッケー女子のワールドカップ(W杯)で3位以上なら、報奨金1千万円を出します――。W杯に出場する女子日本代表「さくらジャパン」の壮行記者会見が22日、東京都内であり、スポンサーの損保ジャパン日本興亜が明らかにした。

 日本は過去7回出場し、最高は2006年の5位。W杯は五輪に並ぶ重要な大会だ。23日に出発する事前の欧州遠征には22人で参加し、W杯本大会の登録は18人。1千万円は日本協会やスタッフには入らず、選手だけで山分けすることになるという。記者会見では、「さらに気合が入った」と色めき立つ選手もいた。

 ロシアで開催中のサッカーW杯で、日本代表が初戦で強豪コロンビアを破ったことに「刺激を受けた」というDF内藤夏紀主将(ソニーHC)。決勝点を決めたFW大迫勇也が、高校時代に相手選手から言われたフレーズが注目を集めていることを踏まえ、報奨金の話を報道陣から問われると、「半端ないですね。想像つかないです」と笑った。

 さくらジャパンは、20年東京五輪に向け、強豪国の豪州出身のアンソニー・ファリー・ヘッドコーチを昨年招請し、強化に取り組んでいる。日本協会によると、損保ジャパンを含め、数社のスポンサーが新たにつき、強化費を増やしているという。

 この日の壮行記者会見も、スポンサーの高島屋(新宿店)前で開かれた。報奨金をもらった場合の使い道を聞かれると、MF湯田葉月(コカ・コーラ)は「個人的に高島屋さんが大好きなので、好きなものを好きなだけ買いたい」。支援企業への感謝も忘れなかった。

 ホッケー女子W杯は7月21日に開幕。日本(世界ランキング12位)は、1次リーグで、ニュージーランド(同4位)、豪州(同5位)、ベルギー(同13位)と対戦する。(勝見壮史)