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 トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を絶賛し続けている。トランプ氏はロシアのプーチン大統領へも敬意を隠さず、中国の習近平(シーチンピン)国家主席をほめたたえてきた。強権的リーダーを好む一方で、国際協調を軽視する姿勢に、米国内では米国自身が国際秩序を守らない「ならず者国家」になることを懸念する声が上がっている。

 「我々(トランプ、正恩両氏)はとてもケミストリー(相性)が合った」。トランプ氏は20日の米ミネソタ州での演説でこう強調した。

 「(正恩氏は)賢い」「とても優れた能力に恵まれている」「『彼の国民』を愛している」――。12日の米朝首脳会談以降、トランプ氏のそんな発言が目立つ。だが、正恩氏は国内で過酷な人権弾圧を行っているとされる独裁者。米国務省は4月の人権報告書で、昨年に起きた正恩氏の異母兄・正男(ジョンナム)氏の殺害事件にも触れ、「北朝鮮は政府による甚だしい人権侵害に直面している」と非難した。

 トランプ氏自身、1月の一般教書演説で北朝鮮の人権状況を厳しく批判したものの、どこまで真剣だったのか疑問視されている。15日のFOXニュースのインタビューでは、「彼(正恩氏)が話すときに『彼の国民』は『気を付け』をして立っている。『私の国民』も同じようにして欲しい」と語った。のちに「冗談」と言ったものの、独裁者へのあこがれを明け透けに語った。

 独裁者の研究などで知られる米…

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