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 幕末・明治維新期の佐賀藩の科学技術などを紹介する「明治のおもしろ科学展」が、佐賀市松原2丁目の佐賀バルーンミュージアム2階のイベントホールで開かれている。明治維新150年の記念事業の一環で佐賀市の主催。23日は家族連れなどの姿があった。

 会場では、佐賀藩の理化学研究所であった「精煉方(せいれんかた)」がつくった日本初の蒸気機関車のひな形の模型が走り、精煉方の当時の様子を映像で説明。また佐賀市出身の日本初の女性理学士、黒田チカ(1884~1968)を動画とパネルで紹介している。みやき町出身でリコー三愛グループ創業者の市村清(1900~68)を紹介するコーナーでは、1950年代にヒットした二眼レフカメラ「リコーフレックス ミリオン」も展示している。

 黒田が植物色素を研究したことに関連し、紅や紫など色素を使ってカラフルなコースターづくりを体験するコーナーもあった。2歳と4歳の子どもを連れて家族4人で来た佐賀市の会社員福田健司さん(39)は「初めてバルーンミュージアムに来た。特別展のことは知らなかったが、子どもたちが楽しそうにしていたのでよかった」と話した。また福岡県嘉麻市から友人と来た主婦白石まち子さん(66)は「黒田さんも市村さんも知らなかったので勉強になった。コースターづくりは楽しかった。持って帰ります」と話していた。

 8月31日まで。開館時間は午前10時~午後5時。休館日は月曜で、月曜が祝日の場合、翌日。7月21日~8月31日は無休。観覧料は小中高生200円、一般500円。問い合わせは同ミュージアム(0952・40・7114)。(秦忠弘)