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 77人が犠牲となった2014年の広島土砂災害の被災地、広島市安佐南区八木3丁目の県営緑丘住宅集会所で23日、近くに住む被災者ら7人が犠牲者への追悼と復興への祈りを込めてヒマワリの種を植えた。

 2年前から、栽培したヒマワリを8月に緑丘住宅で開かれる慰霊式典で献花している。昨年までは、東日本大震災で被災した福島県から種を取り寄せていたが、今年は昨年緑丘住宅で咲いた花から収穫した種を使った。

 被災地で毎年ライブを開いている音楽講師の原口佳代さん(58)=兵庫県宝塚市=も参加。JR宝塚線(福知山線)脱線事故で夫を亡くした原口さんは「天災も事故も悲しみは一緒。住民の方々が元気になることが復興への第一歩になる。ヒマワリも元気に育ってほしい」と話していた。緑ケ丘自治会長の村岡平吉さん(78)も「前向きな復興のために、人々の絆をこれからも深めたい」と話した。(高橋俊成)