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 看板には「絹縫糸(きぬぬいいと)」の文字。糸の店かと思ってガラス戸からのぞくと、陶磁器がずらりと並んでいた。

 松原京極商店街(京都市下京区)から東に100メートルほど進むと、古い町家がある。道に面した部分は「aeru(あえる) gojo(ごじょう)」という子ども向けの日用品店。「伝統を次世代につなぐ」をモットーに、有田焼など全国の職人に制作を依頼した食器のほか産着、おもちゃも扱う。

 町家の奥では、1871(明治4)年創業の「糸六」が店を構える。主に絹糸を仕入れ、加工して販売する。かつては近くに呉服店が多く、つながりが深かった。主力商品は「正絹(しょうけん)カード巻糸」(税込み129円)。カード1枚に巻かれた絹糸は40メートル。160色がそろう。店を切り盛りする5代目の今井登美子さん(59)は「昔は近くの反物屋さんで絹織物を買って、うちの糸で着物を縫う人が多かった」と語る。

 糸六は戦後まもなく近所から現…

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