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 終戦翌年から古本を売るかたわら、独特の作風でスケッチやエッセーをかいてきた大阪・中崎町の「青空書房」店主・坂本健一さんが93歳で亡くなってから7月2日で2年がたつ。三回忌を前に、友人たちが坂本さんの名で本を出版した。坂本さんが愛した「家族」がテーマだ。

 「青空書房店主の妻恋記(さいれんき) けんいちから和美へ」。常連客だった編集者の冨上(とかみ)朝世さん(59)が出版を企画。同じく常連だったイラストレーターのひやまちさとさん(30)が装丁を担当することになった。

 「本日休ませて戴(いただ)きます」の文言に風刺や季節感のあるイラストを添えたポスターを休業日のシャッターに貼り出すことで知られた坂本さん。だが、冨上さんが一番好きなのは「家庭内通信」だ。坂本さんが、店をともに切り盛りしていた妻和美さんとけんかし、機嫌を直してもらおうと書き始めた「ラブレター」だ。和美さんががんで入院した後は、絵手紙として病院に送り続けた。

 今回の本は、家庭内通信と絵手…

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