[PR]

 東京都内で今年以降、20階以上の高層マンションが137棟(約6万戸)建設される――。こんな見通しが不動産経済研究所(東京都新宿区)の調査でわかった。昨年もマンションの新築戸数の約2割を占め、完成の数年前に契約が決まる物件も多い。タワーマンション(タワマン)の人気は高く、マンション価格の高騰に拍車をかけている。

 「会社まで電車で30分、最寄り駅まで徒歩5分以内の立地で今後、資産価値が上がる所を探した結果、タワマンに絞りました」

 東京都港区の汐留エリアの大手IT会社に勤める原田健司さん(30)は1月、東京都江東区有明に建設中のタワマンの購入契約をした。33階建ての上層階、東京湾岸を望む3LDK(70平方メートル)を7700万円で手に入れる。入居は2年後だ。

 妻(29)も働いており、世帯年収は約1500万円。東京都江東区豊洲の賃貸タワマンに住んでいるが、「再開発地区で将来貸しても利益を見込める」とタワマンの購入を決めた。

 販売する住友不動産によると、3棟計1539戸のうち約3分の1が売約済み。広報担当者は「契約者の7割が『パワーカップル』」と明かす。「パワーカップル」とは夫も妻も高収入の共働き夫婦を指し、不動産業界が注目するタワマン購入の中心層だ。

 ニッセイ基礎研究所(東京都千代田区)の久我尚子主任研究員によると、働く女性の増加に伴ってパワーカップルは増え、例えば共に年収700万円以上の夫婦は共働き夫婦の約5%という。所得水準の高い都内では、さらに割合が高いとみられ、「そうしたカップルの多くが住宅購入の時期を迎え、タワマン需要を支えている。今後もしばらくは底堅い」とみる。

新築の平均価格は年々上がり、バブル期終盤に迫る勢い―。記事後半では、タワマンの今と昔に迫ります。

   …

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら