【動画】用水路をカヤックで下る「イデベンチャー」=大畑滋生撮影
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 江戸時代に造られた用水路(井手)をカヤックで下る「イデベンチャー」の体験会が24日、熊本県菊池市であり、「九州唯一」と触れ込むレジャーを約20人が楽しんだ。

 山間の地域の活性化のため、5年前から「NPO法人きらり水源村」(同市)が実施している。今年は30日~9月23日、原則として土日、祝日に行う。

 2人乗りのカヤックで、約2キロのコースを30分ほどかけて下る。オールは持たず、何かに引っかかった時は、竹の棒で壁を押して方向を変える。

 狭い所は、カヤックがぎりぎり通れる幅約1メートル。急流にのると、自転車並みに加速する。コース途中にはいくつものトンネルがあるため、体を反って天井を避けなければならないところもある。

 暗闇からはしばしば参加者の悲鳴が響いた。体験を終えた同県菊陽町の公務員の男性は「トンネルにはコウモリがいてびっくり。でも、また参加したい」と話した。

 用水路は、江戸時代の1701年に完成。流域の約200ヘクタールの水田を潤している。「清流として知られる菊池川上流から引いており、水は澄み切っている」と、同NPOの松崎勝己さん。ずぶぬれになっても、嫌なにおいは残らない。

 料金は中学生以上3千円、4歳~小学生2千円(いずれも税込み)。1日最大64人しか下れないので、予約が必要だ。団体申し込みなら、平日でも実施する場合もある。問い合わせは「きくちふるさと水源交流館」(0968・27・0102)。(大畑滋生)

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