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 沖縄を訪問中の台湾の李登輝元総統(95)は24日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開かれた、太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった台湾人日本兵らの慰霊祭に参列した。

 戦争当時、日本の統治下にあった台湾の人々は、日本兵として動員された。公園内の「平和の礎(いしじ)」には沖縄戦で亡くなった34人の台湾出身者の名が刻まれている。李氏の兄もフィリピンで戦没しており、李氏は「戦争とは恐ろしいものだ。私の人生において、戦争によって数多くの困難にぶつかることもありました」と語った。

 李氏が揮毫(きごう)した台湾人戦没者をまつる石碑が今年、公園内に完成したことから慰霊祭に参列した。

 李氏の日本訪問は約2年ぶり。23日は安倍晋三首相も沖縄を訪問していたことから、台湾メディアなどは両者の面会の可能性を報じていたが、李氏の同行筋は「面会はなかった」としている。(西本秀

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