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 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で24日、日本がセネガルと対戦する。試合のあるエカテリンブルクでは、日本語を学ぶロシア人たちが日本人サポーターたちを歓迎している。

 セネガル戦は現地時間の24日午後8時(日本時間25日0時)に始まる。前日から続々と日本人が現地に到着するなか、日本語で彼らを歓迎する人たちの姿があった。ウラル連邦大で日本語を学ぶロシア人学生たちだ。

 学生たちは同大学の国際関係学部で日本語を学ぶ約60人。講師の鵜沢威夫(うざわたけお)さん(42)の指導のもと、フェイスブックのページを開設して町の楽しみ方を日本語で発信してきた。レストランや土産物屋を日本語で紹介する地図も用意した。

 試合当日の昼には、学生たちが市内を歩きながら観光案内をするツアーも開催。日本人ファンたちは、決戦に向けた興奮を抑えつつ、エカテリンブルクの町並みを満喫した。

 この町に住む日本人は10人ほど。普段は日本人と接する機会がないといい、鵜沢さんは「日本語を学んでも、学生たちはずっと片思いだった。このチャンスに本当の交流を進めたい」。レラ・ビバリツェワさん(22)も「茶道など伝統文化に興味がある。たくさん日本人と話してみたい」と意気込んだ。

 市内には昨年夏にオープンしたメイド喫茶も。ロシア人の店員が「お帰りなさいませ」と日本語で接客し、壁には日本アニメのポスターがずらり。要望に応じてダンスも披露する。日本語メニューも用意され、日本人サポーターたちの間でも名所として話題を呼んでいる。(エカテリンブルク=高野遼)