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 選手とコーチの連携が勝敗を大きく左右するバスケットボール。24日、山梨県富士吉田市の富士北麓(ほくろく)公園体育館で全国高校総体(インターハイ)の県代表を決める決勝戦があった。

 男子の市川―甲府西は息詰まる接戦。最終第4クオーター(Q)の残り4分、市川の吉川仁ヘッドコーチ(HC=51)は9点リードを奪われた時、最後のタイムアウトを取った。

 選手をいすに座らせ、静かに語りかけた。「お前ら、ひょっとして諦めていないか?」。穏やかに選手の顔を見つめると、松久保音羽(とわ)選手(2年)は「いえ、大丈夫です」と短く答えて視線を上げた。互いに見つめ合うと、吉川コーチは「ほら、頑張ってこい!」と選手を送り出した。市川は逆転、同点を計6回繰り返し、残り2・4秒の勝ち越しシュートで勝利を引き寄せた。

 女子は県内2強の韮崎と富士学…

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