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 あの超高層仮設スタンドが観客で埋まった――。サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で24日(日本時間25日午前0時開始)、日本―セネガル戦が行われるエカテリンブルクのセントラル・スタジアム。ゴール裏に高くそびえ立つ仮設スタンドはこの日、改めて現地でも注目を集めた。

 現地時間午後5時の開門に向け、観客たちが続々とスタジアムへやってきた。まず目に入ってくるのが、競技場から飛び出すようにそそり立つ仮設スタンド。「うわさのスタンドだ」「すごい!」と写真を撮る人も多い。

 両ゴール裏に鉄骨が組み上げられ、W杯のために特別な客席が設けられている。高さ45メートル、6千席の大規模な仮設スタンド。この席のチケットはロシア国内で売り出されたものらしく、日本人の観客は見当たらない。

 数え切れない鉄骨の中、階段をのぼること約220段。客席に出ると、街中が見渡せるほどの光景が広がる。最上段の一角で観戦するスタニスラ・シュレメテフさん(25)は「ちょっと怖いけど、ジャンプしても揺れない。ロシアは事故を起こしたくないから大丈夫さ」。試合開始が迫ると、そびえ立つ仮設スタンドはほぼ満員に埋まった。(エカテリンブルク=高野遼)