大阪北部地震から1週間、犠牲者悼む 避難生活続く人も

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 大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が起きてから25日で1週間を迎えた。この地震では5人が亡くなったが、犠牲者が出た現場ではゆかりの人たちが死を悼んだ。住宅被害は4府県で6900棟を超え、自治体の窓口は罹災(りさい)証明書の発行を待つ市民であふれた。ライフラインは24日までにすべて復旧した。

 地震が発生した午前7時58分、ブロック塀が倒れて4年生の女児(9)が亡くなった大阪府高槻市の寿栄(じゅえい)小学校では教職員が黙禱(もくとう)した。小学生の見守り活動に向かっていた男性(80)が塀の下敷きになって死亡した大阪市東淀川区の現場では、安全が確保されたとして1週間ぶりに児童らが通学路として歩いた。

 住宅被害は、総務省消防庁などの25日午前10時時点のまとめで、大阪、京都、奈良、兵庫の4府県の合計は全壊3棟、半壊13棟、一部損壊6909棟。公的な支援を受けるのに必要な罹災証明書の発行受け付けも25日までに、災害救助法が適用された大阪府内の13市町のうち12市町で始まる。

 避難者は減っているものの、大阪府内では茨木、高槻両市などで計469人いる。京都府でも八幡市で10人が避難生活を続けている。