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 学校の先生の負担を軽くしたり、生徒たちの考える力をはぐくんだりするために、情報通信技術(ICT)をどう生かしていけばいいのか。学校現場の最新の取り組みを報告します。

 「燃料電池の電極には白金などを使うのが一般的なんですけど、もっと安いもので効率的に発電できないかと思って」。今年2月、当時中学3年生の亀田千夏さん(15)は、そう言いながら実験装置をのぞき込んだ。酸化チタンを塗りつけた電極を何種類も用意し、実験結果を記録していく。同じ教室の片隅では別の生徒が、ES細胞(胚(はい)性幹細胞)の研究に取り組む。

 亀田さんたちは、中高一貫の広尾学園(東京都港区)に2011年度に新設された医進・サイエンスコースの生徒だ。与えられた課題は「世界でだれも答えを知らない問題」に取り組むこと。コース創設に関わった木村健太・統括長は「テストで点を取るためだけの勉強でなく、自ら問題を見つけて解決する力を育てること」を掲げる。

 生徒の研究テーマは多岐にわたる。ゾウのiPS細胞づくり、「オイラー関数」を使った整数の新しい性質の発見、プラナリアの再生能力の医療への応用……。指導する教師たちにも正解はわからない。そこで活用するのがICT(情報通信技術)だ。

 生徒たちは各家庭で購入したノ…

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