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 最新のファッションが発表されるパリ、ミラノでのファッションウィーク。6月と1月に開かれるメンズのコレクションでは、奇抜な装いで登場する日本人の男性3人が、世界中から集まるカメラマンの注目を浴びている。3人はジャーナリストやスタイリストで、「ファッションの楽しさを伝えたい」と最新モードに身を包む。

 6月24日に閉幕したパリでのメンズコレクション。有名ブランドのショー会場には、招待されたセレブらを撮影しようと、数十人規模のカメラマンが集まる。スナップ企画は雑誌やインターネットで大人気だ。「プリーズ!」。ファッショナブルな被写体をとらえると、目線をもらおうとカメラマンの声が飛ぶ。

 大胆な花の刺繡(ししゅう)のジャケット、ファイアパターンのシャツ、青一色のセットアップ。いつも連れ立って歩く日本人の3人はひときわ写真映えし、人気の的だ。半年ごとに開かれるファッションウィークの風物詩となっている。

 サングラスに金髪のかつらが定番なのは、スタイリストの村瀬昌広さん。グッチやランバンといった高級ブランドのモード服を身につける。無類のファッション好きで、2004年の春から欧州のメンズコレクションに足を運ぶようになった。大手メディアやバイヤーには招待状が送られるが、フリーの村瀬さんは当初、入場できないブランドも多かった。

 苦肉の策で思いついたのが派手なファッションと金髪。「相手に認識されれば、入れてもらえる」。現在では、招待状を持たないショーにも“顔パス”で入り、満席のレストランでもファッション関係者が店主に「彼のために席を作ってくれ」と交渉してくれるまでになったという。ブランドのPR動画を撮影する仕事も手掛けており、「この経験とコネクションを仕事に生かしたい」と語る。

 長身でロングヘア、ひときわスタイルのいい男性は、浜松市出身でロンドン在住のジャーナリスト、マスイユウ氏。特に前衛的とされるロンドンの若手デザイナーの服も着こなす。

 2016年には米ヴォーグ誌が選ぶ「世界で最もスタイリッシュな男性30人」に選出され、インスタグラムでは5万2千超のフォロワーがいる。「誰もが着こなせる服を僕が着る必要はない。今後もチャレンジングなスタイルを貫きたい」と語る。

 ボーイッシュなスタイルで鮮やかな色彩の服を着こなすのはファッション専門のサイト「WWDジャパン・ドットコム」の村上要(かなめ)編集長(40)。東北大卒業後、静岡新聞社で3年間働いた。県警担当時代には、コムデギャルソンの服で警察官の自宅へ夜討ち朝駆けをしたという。ファッション業界に転じ、欧州のコレクションに通って10年。日本を代表するファッションジャーナリストで、ほとんどのショーで最前列に座り、細かくメモを取る。ファッションへの愛にあふれた原稿と鋭い批評をつづってきた。「ファッションは世の中を映す鏡。その面白さを広める存在でありたい」と語る。

 グッチやプラダ、コムデギャル…

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