拡大する写真・図版 練習する長谷部(右から3人目)ら日本代表の選手たち=26日、ロシア・カザン、内田光撮影

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 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、2大会ぶりの決勝トーナメント(T)進出をかけ、日本(世界ランキング61位)は28日(日本時間同日午後11時)、1次リーグH組の最終戦で敗退が決まっているポーランド(同8位)と対戦する。第2戦のセネガル戦(同27位)から中3日という日程のなか、どう戦うのか。この試合に勝つか、引き分ければ決勝T進出。負ければ、同日の同組のもう1試合、セネガル―コロンビア(同16位)の試合結果によって決まる。

 26日はキャンプ地・カザンで、報道陣に冒頭15分間だけ練習を公開し、その後は非公開練習を行った。

 ポーランドは今大会2戦2敗。とはいえ、FWレバンドフスキをはじめ、主力の一部は欧州のトップクラブでプレーしている。日本が勝ち点を奪うには第1、2戦同様に相手の運動量を上回る必要がある。

 カギを握るのは、先発メンバーのコンディションだ。この2試合の先発は、同じ顔ぶれだった。選手は試合直後にチャーター機でキャンプ地に戻り、プールに入るなどそれぞれ疲労の回復に努めている。

 だが、長距離移動を伴い、ポーランド戦は第2戦から中3日という日程。ベテランにとっては酷なスケジュールとも言える。それでも、2試合ともフル出場し、代表のフィールドプレーヤーで最年長の34歳のMF長谷部誠は「疲労回復に関してはそう問題ないと思う」と語る。

 疲労よりも長谷部が気にするのは、ポーランド戦の会場・ロシア南部のボルゴグラードの気候。この時期の最高気温は40度にも迫る。ポーランド戦のキックオフは現地時間午後5時。25日のカザンでの練習は昼過ぎに終わったが、30度近い気温が続くカザンでもポーランド戦の試合時間となる夕方に選手は外に出るよう指示があった。酷暑対策も講じている。(カザン=堤之剛)