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 大規模災害時に情報を集約し、都道府県の災害対策本部を支援するISUT(アイサット)と呼ばれる官民合同チームと山梨県の図上訓練が26日、県庁防災新館であった。

 ISUTは今年度から試行的に発足。行政機関や民間が個別にもつ災害情報を収集し、地図データ化して、都道府県の災害対策本部を支援する役割を担う。内閣府によると、ISUTが都道府県と連携して訓練をするのは全国で初めて。

 訓練ではISUTから内閣府、防災科学技術研究所、日立製作所の15人が参加。県内で最大震度7を観測したと想定し、道路復旧のための図上訓練をした。県が集めた道路や避難所などの状況を、ISUTが民間から集めた携帯電話の不通エリアや停電情報などと集約。地図にまとめ、道路の復旧順序を確認した。

 ISUTは今月発生した大阪北部地震で初めて出動したという。内閣府の担当者は「災害時には様々な情報が入り乱れる。体系的に集約し、迅速な対応につなげたい」と話した。(古賀智子)