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 300種4万5千点の水生生物が飼育・展示される新潟県上越市立水族博物館「うみがたり」が26日、本格オープンした。同館はマゼランペンギンの施設内飼育数が世界最多で、国内では飼育例が少ないシロイルカの展示、バンドウイルカのショーなどが呼び物だ。

 村山秀幸市長は「うみがたりの誕生は新たな街の力であり、街の歴史に新たな出会いと交流のページが加わる。先人が積み重ねてきた海と人との共生の物語を次代に伝え、子どもたちの夢を育んでいく」とあいさつした。

 マゼランペンギンは120羽飼育され、生息地の一つ、アルゼンチンの「プンタ・トンボ」の環境を再現した展示エリアがある。この日はアルゼンチン関係者も参列。アラン・ベロー駐日特命全権大使は「今年は両国の修好から120年で、その節目にふさわしく両国関係の重要性を象徴する出来事だ。自然保護や観光の推進を通じ、両国民の絆が深まるよう努める」と祝辞を述べた。同大使館は「両国の修好120周年行事に大きく貢献した」として、上越市に感謝状を贈った。

 26日は午前9時の時点で約50人が開館を待つ行列をつくっていた。一番乗りの人は25日深夜に並び始めたという。同館の開館は8月まで午前9時~午後7時。土日祝日は午前8時開館。入館料は大人1800円、高校生1100円、小中学生900円、4歳以上の幼児500円。(松本英仁)