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 JR九州が3月に大幅減便を伴うダイヤ改定を実施したことを受け、吉都線、日南線の新たな利用促進を考えようと26日、「みやざき地域鉄道応援団」が発足した。県の呼びかけでJR、沿線自治体、外部有識者など約40人が参加した。

 会議では県や各路線の地元協議会から、1日の平均乗車人数がJR九州管内で吉都線がワースト2位、日南線がワースト3位という現状や減便の影響を説明。利用促進策について観光列車「海幸山幸」の乗車ツアーなどが紹介された。

 ローカル鉄道に関する著書を持つジャーナリストの田中輝美さんは「移動手段を超えた新しい価値を生み出していく一方、地域に愛される鉄道でないと残らない」と地域住民、観光客の両面への対策の重要性を訴えた。

 応援団は今後、各線の視察なども行い、年内をめどに県や沿線自治体に対する提言を発表する予定。(小出大貴)