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 タイ北部チェンライ郊外の国立公園にある全長約3キロのタムルアン洞窟の入り口近くで23日、自転車数台が乗り捨てられているのが見つかった。警察や軍は、乗っていた少年ら計13人が洞窟の奥に入った後、大雨による増水で閉じ込められたとみて救出活動を続けている。捜索は難航し、26日になっても安否の確認ができていない。

 警察当局などによると、閉じ込められたとされるのは地元サッカーチームの11~16歳の少年12人と25歳の男性コーチ。23日午前、約7キロ離れた場所で練習した後、洞窟を訪れたとみられる。同日午後3時ごろ、国立公園の関係者が洞窟の入り口付近で自転車を見つけたが、洞窟には高低差があり、入り口から流れ込んだ大量の雨水が低い部分にたまって、洞窟を途中でふさいだ状態になっていたという。

 警察などは23日夜から救出作業を続けているが、降り続く雨でさらに水かさが増し、難航している。洞窟はタイで4番目に長く、冒険家なども訪れるという。一般の人が立ち入る際には国立公園の職員が付き添う決まりになっていたが、少年らが入った当時は洞窟の近くに職員はいなかったという。(バンコク=染田屋竜太)