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 腰や肩などの痛みが長い間続く慢性痛は、原因がわからないことが多い。そうした痛みに、整形外科や精神科など複数の診療科の医師や理学療法士などチームで診療する動きが広がっている。悪循環から脱して生活の質を改善するのがねらいだ。

 岐阜県恵那市の会社役員渡辺良二さん(67)は8年前から腰と尻の痛みに悩んでいた。自宅近くの診療所でX線検査をしたが、股関節に異常はなかった。マッサージを試したが、昨年痛みが悪化して近くの病院を受診。だが、そこでも原因はわからず、愛知医科大病院痛みセンター(愛知県長久手市)を受診した。

 センターでも関節や骨に異常はないと診断された。ただ、筋力が低下していることがわかった。慢性痛患者向けの外来プログラムに参加することにした。

 慢性痛は、関節や神経に傷を負った後、組織の修復に必要な期間を超えても痛みが続いている状態だ。3~6カ月以上続く痛みを指す。厚生労働省研究班の2010年の調査では、18歳以上の15%に慢性の痛みがあり、5~10年続く人が最も多かった。

 腰痛や関節痛、脊髄(せきずい)損傷や帯状疱疹(ほうしん)後に現れる神経障害による痛みなど原因は様々だ。ただ、長引く痛みは症状があっても原因がわからないことも多い。痛みにとらわれ、不安や恐怖感から活動性が落ちて身体機能が低下、気分が落ち込んで悪循環に陥りやすい。

■体幹の筋力、最大20…

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