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 富山市の交番で警察官が刺されて死亡、近くの市立奥田小学校で警備員が撃たれて死亡した事件で、現場近くの小学校前に住む男性(59)は、警備員に発砲し、直後に逃走したとみられる男をすぐ近くで目撃したという。

 26日午後2時すぎ、男性が屋外にいたところ、小学校の出入り口近くから「パン、パン」という発砲音が2発聞こえた。音のあった方向に目を向けると、小学校内の工事で出入りする車両を誘導する警備員1人が腹をおさえるようにして、両ひざをついてうずくまっていたという。そのすぐ近くに、発砲したとみられる男が立っていた。

 男は白っぽいシャツとズボン姿で、シャツは血だらけだったという。「顔は正面から見えなかったが、30~40代ぐらいの中年のように見えた。かばんのようなものをかけていたように見えた」と男性は言う。

 警備員が発砲された小学校の出入り口は大通りに面しており、南に約50メートル離れたこの大通り沿いに、襲撃された奥田交番がある。

 男は警備員に発砲した後、男性に背を向ける形で小学校の敷地内に走って行ったという。直後に数人の警察官が「止まれ」と叫びながら追いかけ、男に向けて発砲していたという。

 男性は「男は拳銃を持ったまま逃げたようだ。授業中の学校で起きた事件で、考えられない」と話した。