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 昭和から平成へ改元した際に、新元号と同じ名前として一躍脚光を浴びた岐阜県の旧武儀町の「平成(へなり)地区」。合併後、この地区を抱える同県関市は、ふるさと納税の返礼品に「たまごっち」などの品を加えると、27日発表した。改元まであと1年となり、市は「平成への感謝を示したい」としている。

 新たに返礼品に加えたのは、たまごっち(寄付額2万円)、Gショック(同10万円など)、レンズ付きフィルム「写ルンです」(同7千円)など、平成の時代に話題になった商品。刃物の生産が盛んなこともあり、小渕恵三官房長官(当時)が新元号を発表する会見で掲げた「平成」の文字を焼き入れたダマスカス鋼の包丁(同10万円)も10本限定で用意した。

 平成地区は関市東部にある山あいの集落。元号と同じ文字を使う全国唯一の集落として注目され、「平成(へいせい)」と名付けた道の駅には多くの観光客らが訪れた。尾関健治市長は「平成を懐かしんで、感謝するきっかけになれば」と話している。(山野拓郎)