「徹子の部屋」飾る花、初回から担当 健さんからも感謝

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文・西秀治 写真・飯塚悟
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「『徹子の部屋』の花しごと」著者・石橋恵三子さん(77)

 テレビ業界では番組のセットに飾る花、ドラマやバラエティーで使う食べ物・飲み物を「消えもの」というそうだ。その消えものを扱う係の草分け。半世紀以上も続けてきた。

 特に、放送開始から1万回を超える「徹子の部屋」では、第1回からずっとフラワーアレンジメントを担当している。出演者も視聴者も、飾られる花を楽しみにしているから、黒柳徹子さんは「花は第二のゲストです」と話したことがある。この言葉に、胸が震えるほど感動したという。

 高倉健さんがゲストだった回は忘れられない。健さんの好きな花が「都忘れ」だと聞き、千葉県の房総まで行って100本を調達した。収録後、花束にして健さんに渡した。健さんは1本抜いて、「ありがとう」と言いながら差し出してくれた。そのときの感激たるや!

 「毎回、全力投球。すべてに…

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