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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が27日、小惑星「リュウグウ」に到着した。エンジンなどの故障が相次ぐ中、奇跡的に帰還した先代の「はやぶさ」の教訓を生かし、32億キロの往路をほぼ順調に乗り切った。今後、着陸や砂の採取など本格的な探査が始まる。

 「未踏の探査の入り口に立つことができた。機体も非常によい状態で、大変ありがたい」――。JAXAの津田雄一プロジェクトマネジャーは、会見でほっとした表情を見せた。

 先代のはやぶさは、4台あるイオンエンジンのうち2台が壊れ、一時は地球帰還も危ぶまれた。エンジンを開発した国中均理事は「昼に対策を練り、夜は機体の追跡。1日数時間しか寝られなかった」と振り返る。

 この経験を踏まえて、はやぶさ2では、エンジン部品の精度を高め、トラブルが生じた箇所の設計も変えた。こうした改良で、推進力は先代と比べて2割増しになった。信頼性も高まって点検などでエンジンを止める回数が減り、連続運転できた平均時間は4倍になった。担当した西山和孝准教授は「先代がトラブルを出し尽くしてくれたおかげで、すべての対策を練ることができた」と語る。

 ただ、イオンエンジンなど新技…

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