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「チア☆ダン」に主演

 「ダンスがなかったら今の自分はいない」。そう自信を持って言える、かけがえのない経験がある。

 ゴールデン帯の連ドラ初主演となる「チア☆ダン」(TBS系、金曜夜10時)。福井商業高校のチアリーダー部が全米制覇した実話が元になった映画から、数年後の世界を描くオリジナルストーリー。主人公わかばは幼い頃名門チアリーダー部「JETS」に憧れるが、受験に失敗し他校へ。強引な転校生の登場で火がつき、全てを賭けて夢に挑戦する青春物語だ。

 自身は高校時代を創作ダンス部で過ごした。「1年生の合宿以上につらいものはない。それが今の自分を支えている」と部活動での経験を話す。演じるわかばは挫折を経験したことで「どこかに孤独と諦めを感じている子。だから人の気持ちに気付ける。私も近い部分があるので、困っている人に気付ける、共感できる自分でありたい」。

 取材時にも近くの席に座り直したり、「なんの部活をやっていたんですか」などと逆質問をしてくれたり。記者の緊張にも気付いて距離を縮めてくれたようだった。

 「ダンスは自分の心と未来を変えてくれた存在」だという。今まで、役は自分とは違う人間なので、自身の思いや気持ちを入れるのは嫌だった。「でも今こそ入れるべきだなって」。ダンスは自分そのものなのかもしれない。

 ドラマのように、ありえないと思うような夢があるか尋ねると「今」と即答。「週末の夜に流れるようなドラマの主演なんてありえないと思っていた。常にできっこない夢があるのは女優のお仕事かな」(文・矢田萌 写真・伊ケ崎忍)