川島「今度は自分が助ける」 ポーランド戦へ意気込み

清水寿之
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 日本代表(世界ランキング61位)は28日(日本時間28日午後11時開始)、決勝トーナメント(T)進出をかけ、ボルゴグラードでポーランド(同8位)と戦う。士気が高まるチームの中でも最年長の35歳GK川島永嗣は、ひときわ強い気持ちで大一番に臨もうとしている。

 27日の記者会見。川島はこう言って、ポーランド戦での健闘を誓った。「前の試合はチームメートに助けられた。今度は、自分がチームを助けられるようにいいプレーをしたい」

 川島の脳裏にあるのは、今大会のここまで2試合だ。24日の1次リーグH組第2戦のセネガル戦の前半11分に喫した失点は、川島がはじき出そうとした球が、相手選手に当たってゴールに入った。1次リーグ初戦のコロンビア戦でも、相手の直接FKに手が届きながらも、ゴールラインを割られた。

 守備の要の安定感を欠くプレーに、交代すべきだという批判も浴びた。それを知った上で川島は言う。「日本代表としてプレーする中、批判されることを覚悟しなければこの場にいない。選手として、前の試合よりも次の試合で何が出来るかが大切」。W杯3大会連続で日本の守護神を務めてきたプライドがある。

 最終戦で相まみえるポーランドは、すでに決勝T進出の可能性が消えている。それでも、H組最上位の世界ランキングを誇り、世界屈指のFWレバンドフスキバイエルン・ミュンヘン)を擁する。川島は「個の力がある選手がそろい、組織だったチーム。レバンドフスキは個人の対応はもちろん、組織で対応して守りたい」。信じる仲間たちとともに体を張り、ゴールを守り抜く覚悟だ。(清水寿之)