[PR]

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、韓国がドイツを下した27日(日本時間28日未明)、韓国メディアは「1%の奇跡 韓国、世界ランキング1位のドイツを破る」などと興奮気味に速報した。ただ、すでに2連敗しており、1次リーグ敗退は避けられなかった。

 韓国は1次リーグでスウェーデン、メキシコに2連敗。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のドイツ戦について、韓国メディアは事前に「海外の賭け屋はいずれもドイツの勝利を楽観している」(YTNテレビ)などと厳しい試合になると伝えていた。

 試合はドイツがボール占有率やシュート数で圧倒したものの、後半の追加時間に韓国のキム・ヨングォンとソン・フンミンが連続ゴールを決めて「2対0」で韓国がドイツを制した。

 念願の一勝を果たしたものの、韓国にとっては2014年ブラジル大会に続く2大会連続での1次リーグ敗退。ただ、「韓国は世界最強のドイツを沈没させ、有終の美を飾った」(朝鮮日報電子版)、「16強入りは失ったが、韓国サッカーが見せた『最後の闘魂』は輝いた」(京郷新聞電子版)などと健闘をたたえる報道が相次いだ。

 韓国各地ではパブリックビューイング(PV)会場が設けられ、ソウルの中心部にある「光化門広場」ではそろいの赤いシャツを着た約5千人が大声援を送った。(ソウル=武田肇)