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 1972年から週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載されてきた野球漫画「ドカベン」シリーズが28日発売号で完結し、46年の歴史に幕を閉じた。作者の水島新司さん(79)は誌面に「たしかに46年間は長い年月です。しかし長さは感じませんでした。キャラクターに囲まれて、毎日楽しく作品を描いてまいりました」と読者へのメッセージを寄せた。

 巻頭カラーとなった最終回は、水島さんの野球漫画に登場した選手が対決する「ドリームトーナメント編」の決勝が舞台。主人公の強打者・山田太郎が延長十二回裏、チームメートで盟友の岩鬼正美からアドバイスを受け、4試合連続サヨナラ本塁打がかかる打席に臨む場面が描かれている。

 ドカベンは、山田が岩鬼を始め、バッテリーを組むエース里中智、秘打を得意とする殿馬一人ら個性的なチームメートとともに、ライバルたちと熱戦を繰り広げる物語。高校卒業後は「プロ野球編」や「スーパースターズ編」などとして連載が続いた。シリーズ合計205巻で完結する予定だという。(辻健治)