山下寛久
2018年6月29日05時04分
神奈川県内を走行中の東海道新幹線で乗客3人が刃物で殺傷された事件で、男性に対する殺人容疑で送検された無職小島一朗容疑者(22)=愛知県岡崎市=が県警の調べに対し、「何も考えずに済む刑務所に入りたかった。無期懲役を狙った」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は29日にも、けがをした女性2人への殺人未遂容疑で小島容疑者を再逮捕する方針だ。
捜査1課などによると、小島容疑者は9日午後9時45分ごろ、「のぞみ265号」で両隣の席にいた26歳と27歳の女性の頭部などを刃物で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれている。その際、助けに入った会社員梅田耕太郎さん(当時38)=兵庫県尼崎市=を、首を切るなどして殺害したとされる。
捜査関係者などによると、小島容疑者は調べに対し、「世間では頭を使わないと生きていけない」などと事件を起こした理由を説明。「刑務所から出たらまたやってしまう」とも話しているという。
小島容疑者は中学生の頃に家族と不仲になって親元を離れ、2016年秋からは岡崎市内の祖母宅で生活。仕事にも就いたが、長続きしなかった。昨年末に家出した後は、長野県内で野宿などをして過ごしていたとみられている。
事件前日の今月8日には、同県岡谷市のホームセンターでなたを購入。翌9日朝には、同市の岡谷駅近くでなたを振る姿が目撃されていた。同駅で特急電車に乗って上京し、昼ごろから東京・新宿駅近くのインターネットカフェなどに滞在。午後8時ごろ東京駅で切符を買い、新幹線に乗車したという。(山下寛久)
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朝日新聞社会部