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 富士山の山開きや富士五湖地域の夏祭りに備え、山梨県警は観光客が増える7月1日から9月10日の72日間、富士吉田署に「富士北麓(ほくろく)地域における夏期警備実施本部」を設置し、警備態勢を強化する。署員や県警本部、県内各署からの応援派遣を含め、延べ837人が警備にあたる。

 県警地域課によると、富士山の吉田口登山道の5、6合目や山中湖、河口湖にはそれぞれ臨時警備派出所が設けられ、山岳救助や遺失物、交通事故などの対応にあたる。富士山の勤務員は翻訳機能のあるタブレット端末も活用し、外国人への説明にあたる。

 富士吉田市によると、昨年、吉田口登山道の6合目を通った登山者数は約22万3800人で、過去5年では富士山が世界文化遺産に登録された2013年の約23万人に次いで多かった。昨年の登山シーズン中に山岳遭難で1人が亡くなっている。(野口憲太)